沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)は、令和6年10月29日から12月1日まで、喜如嘉の芭蕉布保存会の50周年を記念した「芭蕉布展」の後期展示を開催しています。この展覧会では、芭蕉布の保存と継承の節目を祝い、沖縄の伝統織物である芭蕉布の「績む」「織る」「着る」の三つのテーマを通じて、その奥深い世界を紹介。
後期展示では、東京国立博物館が所蔵する「黒朝(クルチョー)」をはじめ、前期展示から約3割の作品が入れ替えられています。展示される約140点の貴重な資料には、これまでの芭蕉布の歩みと今後への期待が込められており、国内外に残る芭蕉布の美と技術が堪能できる内容となっています。
この「芭蕉布展」の観覧料は一般1,200円(前売り960円)、高・大学生800円、小・中学生300円で、20名以上の団体には割引も適用。毎週月曜日と11月5日が休館日ですが、11月4日は特別開館日として設けられています。