株式会社やまとは、2024年5月1日から6月30日までの期間、ミンサー帯の認知度を高めるため「ミンサー帯月間」を実施。このイベントは、東京都渋谷区に本社を置く同社が主催し、特に京都新風館で5月1日から6日まで開催されるミンサー帯コンクールが目玉です。このコンクールは、一般財団法人きものの森との協力のもとで行われ、沖縄県の伝統的な織物「ミンサー帯」を広く紹介する目的があります。
ミンサー帯は、その名の通り「綿で織られた狭い帯」を意味し、沖縄県八重山地方で製作。この帯は、石垣島、竹富島、西表島で生産され、伝統的な「いつの世(5)の世(4)」の絣模様が特徴です。これらの帯は、地元の織物職人により手織りされ、自然素材を用いた染料で色付けされています。株式会社やまとは、この伝統工芸品を活用した多様なアプローチで、ミンサー帯の新たな魅力を提案しています。
このプロモーション期間中には、特設サイトを通じて様々な情報が提供されるほか、インスタグラムなどのSNSを活用したスタッフによるフォトコレクションが公開。オンラインストアでは、ミンサー帯コンクールで展示された100本の帯を含む、多彩な商品が販売される予定です。これにより、伝統的なミンサー帯が現代のファッションとしても楽しめるよう工夫されています。