メガネ・サングラスの製造販売を手掛ける株式会社オンデーズは、視力矯正が必要な小学生を対象とした「小学生学業支援プロジェクト」を2026年度も継続する。
新たに沖縄県那覇市、宜野湾市、北中城村を対象地域に追加した。
今回の拡大により、実施エリアは計18市町村となり、沖縄県内の人口カバー率は77.7%に達する。
2022年の開始以来、累計利用者数は7,800名を突破している。
学習環境を支える「見える」の力の提供

本プロジェクトは、子どもの視力低下による学習の遅れを防ぎ、より良い学習環境を提供することを目的としている。
2025年度には3,489名の小学生が本プロジェクトを通じて自分に合ったメガネを受け取った。
物価高騰が続く中、民間企業が視力支援を担うことで、保護者の負担軽減と子どもの健やかな成長をサポートする狙いがある。
プロジェクトの仕組みと提供商品

各自治体の小学校で実施される健康診断において、裸眼視力がC判定(0.6〜0.3)またはD判定(0.3未満)となった児童全員が対象となる。
入学から卒業までの6年間、年に1本、最大6本のメガネをOWNDAYSの店舗にて無償で受け取ることが可能だ。
提供されるメガネは、アレルギーや安全性に配慮した軽量樹脂素材「TR-90」のフレームと、国内メーカー製の薄型非球面レンズを使用している。
拡大する支援の輪と行政の期待

那覇市の知念覚市長は記者発表にて、学習意欲の向上につながるこの取り組みに対し、感謝と期待の言葉を述べた。
宮里寿子教育長も、学校現場での経験を踏まえ、子どもたちの学習環境の充実や快適な日常生活に大きく寄与すると評価している。
2026年4月の新学期より、対象の3市町村において順次支援が開始される予定だ。
民間企業が行政と手を取り合い、地域の子どもたちの学習環境を直接的に支援するモデルは非常に意義深い。特に沖縄県において人口の約8割をカバーする規模まで拡大したことは、教育格差の是正や子どもの健康維持において大きな役割を果たすだろう。今後、他県への波及や、さらなる支援の広がりにも期待したい。