沖縄県勢初「アトツギ甲子園」決勝進出 糸満の高校2年生が挑戦

沖縄県糸満市で海ぶどうの養殖・加工販売を行う株式会社日本バイオテックの「アトツギ」候補が、全国規模のピッチ大会で快挙を成し遂げた。

同社代表・山城由希氏の長女で、現在アメリカ留学中の高校2年生、外間椿(ほかま つばき)氏が、中小企業庁主催「アトツギ甲子園」の決勝大会に出場する。

沖縄県勢が同大会の決勝に進出するのは今回が初めての事例となる。

九州・沖縄ブロックを勝ち抜き全国ファイナルへ

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海ん道~uminchi~ | 提供画像

外間氏は、九州・沖縄ブロック大会において、沖縄県から唯一書類審査を通過した。

1月13日に福岡県で開催された地方大会では、15名の登壇者の中から九州経済産業局長賞と沖縄総合事務局長賞をダブル受賞した。

この受賞により、全国ファイナルへの出場権を獲得した。

2026年2月27日に東京都で開催される決勝大会では、全国から集まる後継者候補の中で最年少かつ唯一の女性参加者として優勝を目指す。

規格外海ぶどうを活用した六次産業モデルの展望

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海ん道~uminchi~ | 提供画像

外間氏が掲げる事業テーマは「糸満の陸上養殖海ぶどう×観光の未来が、六次産業の課題を救う!」である。

これまで十分に活用されてこなかった規格外の海ぶどうを有効活用し、化粧品原料としてフランスなどの海外市場へ展開するビジネスモデルを提案している。

生産から加工、販売、観光を一体化させた「六次産業モデル」を構築することで、沖縄から世界への進出を目指す。

現在は母である山城代表のもとで学びながら、大学進学を機に本格的な事業展開を行うための準備を進めている。

沖縄の次世代リーダーが描く地域産業の未来

沖縄の伝統的な食材である海ぶどうを、単なる食用だけでなく美容分野や観光と結びつける発想は、地方創生の新たなモデルケースとなり得る。高校生という若さで国際的な視点を持ち、地元の課題解決に挑む姿は、沖縄の多くの中小企業にとっても刺激となるだろう。県勢初の決勝進出という歴史的一歩が、沖縄の産業界にどのような新風を吹き込むのか期待が高まる。

(沖縄プレス/okinawapress編集部)

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