振袖専門ブランド「振袖gram」が、2025年から2026年に成人式を迎える女性1,000名を対象に意識調査を実施した。
その結果、家族が所有する振袖(ママ振・姉振)を着用する人の割合が全国平均で19%に達したことが明らかになった。
5年で3倍に急増した背景と理由

ママ振・姉振の利用率は5年前の調査と比較して約3倍に増加している。
利用理由の1位は「思い出・家族のストーリーを大切にしたい(72%)」であった。
次いで「費用を抑えられる(54%)」、「環境に配慮した選択だと感じる(4%)」と続いている。
単なる節約ではなく、既存の価値を活かすZ世代の価値観が反映された結果といえる。
「自分らしく編集」するママ振アップデート

振袖自体は家族のものを使用する一方、68%が「小物やコーディネートは最新にしたい」と回答した。
帯や半衿、ヘアメイクを現代風にアレンジする「ママ振アップデート」の相談が年々増加している。
振袖gramでは、これら特有の悩みに対応する専門サービス『魔法のママ振袖』を全国展開している。
沖縄エリアでも進む振袖の多様化

沖縄県内では「#振袖gram」の沖縄店(沖縄市)および那覇店にて同サービスを提供している。
地方エリアほどママ振の選択率が高い傾向にあり、家族行事としての文化が根強い沖縄でも需要の拡大が見込まれる。


振袖を単なる衣装ではなく、家族の歴史を継承する依代として捉え直す動きは非常に意義深い。特に地域コミュニティや家族の繋がりを重視する沖縄において、母から子へ、姉から妹へと受け継がれる「ママ振・姉振」は、今後さらに定着していくはずだ。最新の小物やスタイリングを取り入れることで、伝統と自分らしさを両立させる新しいスタンダードの確立に期待したい。