一般財団法人 沖縄美ら島財団は、9月12日(金)に海洋博公園 沖縄美ら海水族館4Fイベントホールで「令和7年度 亜熱帯緑化事例発表会」を開催し、審査の結果を公表しました。最優秀賞は、糸満市・真栄平自治会(花の会)の金城毅氏による「戦後80年 激戦地の集落を花と緑でいっぱいに~真栄平花の会の活動を通して~」。地域の記憶に寄り添い、花と緑で暮らしを結び直す実践が評価されています。

同発表会は沖縄都市緑化月間の一環として、公共・民間の緑化活動や、沖縄特有の気候に適した技術を共有する場です。取り組みを県民へ広く伝え、緑化意識の向上と都市緑化の普及・啓発を図ることを目的としています。
今回は7件の発表から、4件の授賞が決定しました。
・最優秀賞:金城毅(真栄平自治会〈花の会〉)
「戦後80年 激戦地の集落を花と緑でいっぱいに~真栄平花の会の活動を通して~」
・優秀賞:平良幸松(南城市観光協会 がんじゅう駅・南城)
「南城市 憩いのオープンガーデン」
・優秀賞:大城俊雄(沖縄県蘭協会)
「環境への可能性を広げるランの着生」
・審査員特別賞:川鍋和也(沖縄県 土木建築部 道路管理課 沿道景観推進室)
「これからの道路植栽管理のあり方について」
なお、表彰は「沖縄都市緑化祭」にて実施されます。日時は10月17日(金)15:00~17:40(表彰式は17:00~)、会場はシャボン玉石けん くくる糸満。亜熱帯の風土に根ざした知恵と工夫が、次の季節の景観をつくっていきます。