テックビズ「リモートワークしたい都道府県」発表──東京都が1位、北海道・沖縄が続く“涼しさ vs リゾート”

テックビズは、全国のフリーランス562名を対象に実施した「フリーランスのリモートワークに関する調査」を公開しました。リモートワークしたい都道府県ランキングTOP20では東京都が51.1%で首位、2位は北海道(31.3%)、3位は沖縄(30.6%)。居住地以外で働きたい関心は約8割に上り、中長期滞在や二拠点生活への意欲も見えてきます。

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同社は「主体的に働ける場と環境の提供」を掲げ、本調査で理想の働き方と地域への関心を可視化。働き方はフルリモート33.5%、ハイブリッド50.5%、完全出社16%と、8割超が何らかの形でリモートを実践している実態が示されました。

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サマリーは4点。①東京都が圧倒的1位、②他都道府県で働きたい人が79.5%、③44.9%が中長期志向・四人に一人が二拠点に関心、④課題はインターネット環境が最多です。背景には、フリーランス保護新法の施行や労働者概念見直しの動きがあり、お盆明けの再始動期に合わせて意識を測っています。

結果詳細では、「涼しさ」と「リゾート」という対極の魅力が上位に。TOP10は首都圏4都県に加え、札幌・那覇・福岡・大阪・長野・京都など地域のハブ都市が並び、拠点性重視の傾向が鮮明です。

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他都道府県で働きたい理由は「気分転換」(44.6%)、「自然豊かな環境」(44.4%)、「都市の混雑回避」(39.4%)が上位。「実家や地元の近く」(28.4%)も目立ち、故郷回帰の兆しが見えます。選定要素は「インターネット環境」(58.1%)、「交通アクセス」(44.8%)、「食・グルメ」(44.4%)。

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期間は「決めない」が最多ながら、中長期(1週間〜半年超)が44.9%。移住・二拠点への前向き層は計71.2%で、関係人口の創出につながる可能性が示唆されます。

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障害は「インターネット環境」(53.2%)と「急な招集への対応」(33.5%)。支援ニーズは「環境整備への補助」(68.6%)、「高速回線の充実」(48.8%)、「お試し移住プログラム」(31.2%)が上位でした。調査は2025年8月18日〜21日にインターネットで実施。

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働く場所の自由度が増す今、TECHBIZ/テックビズの調査は、都市と地域を往復する新しいワーク&ライフの輪郭を描いています。

(沖縄プレス/okinawapress編集部)

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