沖縄初登場!お米のプレミアムアイス「The Rice Creamery」発売開始

株式会社リウボウ商事(沖縄県那覇市)は、東京都渋谷区の株式会社Kinishが開発した国産米から作る植物性プレミアムアイス「The Rice Creamery」を、2025年12月16日(火)より沖縄ファミリーマート全337店舗(12月1日時点)で販売開始します。リウボウストアでは2026年1月中旬から一部11店舗での販売を予定しています。

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植物性プレミアムアイス 沖縄ファミリーマート | 提供画像

「The Rice Creamery」は牛乳も卵も使わずお米のやさしい甘みを活かした100%植物性のプレミアムアイスで、「ライスのやさしさ。アイスのしあわせ。」をキャッチコピーに掲げています。環境問題や健康志向の高まりから世界的に注目されているプラントベース食品市場の成長を背景に、日本の食文化であるお米を主役に新しいスイーツとして世界展開を目指す商品です。

8月に東京都内の一部店舗で先行販売した際にはわずか3日で完売し、2025年10月に実施されたSNS調査では回答者の96%が「また食べたい」と答えています。約1年間の準備期間を経て、こうした好評を受け、沖縄から本格販売へと展開されます。

商品は3種類のフレーバー展開で、1.「穂の華 ~The Original~」はお米の甘みやもっちり感を活かしカシューナッツペーストを加えたまろやかな味わい、2.「匠・宇治抹茶 ~Master’s Uji Matcha~」は堀田勝太郎商店の宇治抹茶を使用し抹茶の風味をストレートに感じられる一品、3.「芳醇オランダチョコ ~Elegant Dutch Chocolate~」はオランダ産カカオパウダーで濃厚な香りが特徴です。

コロナ禍以降、乳アレルギーや乳糖不耐症の増加、牛由来の温室効果ガス排出や資源問題の観点から植物性乳製品への転換が加速。Kinish社は日本人になじみ深く世界的にも人気の高まるお米に着目し、日本独自の食文化と加工技術を融合し「お米ならではの美味しさ」を追求しました。

沖縄県は年間約997万人の観光客が訪れるリゾート地で、リウボウグループは県内のデパート、スーパー、そして沖縄ファミリーマートの販売チャネルを活かしスタートアップ企業のKinish社と連携。小規模企業ならではの“弱者の戦略”として、沖縄から無理なく効果的に新商品を発信し、世界市場進出も支援します。

株式会社Kinishは2023年創業のベンチャー企業で、日経クロストレンドの特集「未来の市場をつくる100社(2025年版)」に選ばれ、Japan Summit 2024でStartup Award、フードテックグランプリ2024でリアルテックファンド賞を受賞しています。代表は橋詰寛也氏で、公式サイトはhttps://ja.the-ricecream.com/です。

株式会社リウボウ商事は1948年創業の地域密着企業で、現在は沖縄県内唯一の百貨店をはじめスーパーやコンビニ(沖縄ファミリーマート)を展開。新しい視点で沖縄の特色を活かした事業展開を目指しています。住所は沖縄県那覇市松尾1丁目9番49号、代表は糸数剛一社長。問合せは第1事業部長比嘉智氏(satoshi_higa@ryubo.co.jp)。

植物由来で乳製品を使わないアイスというのは、最近の健康志向や環境配慮の潮流にマッチしており、特に沖縄の気候に合った爽やかさが期待されます。お米を活用したスイーツは身近ながらも新鮮な魅力があり、抹茶やオランダチョコのフレーバー展開も幅広い層に受け入れられそうです。沖縄の販売網を活かした地元密着型の販売は、スタートアップと地域企業の連携がうまく機能している好例といえ、新しい食品の世界市場進出も見据えた挑戦に期待が高まります。

(沖縄プレス/okinawapress編集部)

植物性プレミアムアイス 沖縄ファミリーマート 関連リンク
https://ja.the-ricecream.com/
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