タワーレコードは、全国のバイヤーが耳と直感で選ぶネクストブレイク企画「タワレコメン」の2026年3月度ラインナップを決定した。
2006年にスタートした同企画は、世間で話題になる前のアーティストをいち早くピックアップし、全店で展開する名物企画である。
今回はアフターソウル、EMNW、No.MENの3組が選出された。
沖縄出身のMenuが在籍するEMNWに注目

今回選出されたEMNW(エムニュー)は、横浜出身のEmmaと沖縄出身のMenuによる2MCミクスチャー・ロック・デュオである。
パンク、メタル、スカ、ヒップホップ、ラウドロックを融合させた独自のスタイルを構築している。
FUJI ROCK FESTIVAL’25の「ROOKIE A GO-GO」への出演や、SiMのプロジェクトへの参加など、ライブシーンで着実に存在感を高めてきた。
3月4日にリリースされる1stアルバムには、山嵐のメンバーやDragon AshのDJ BOTSらが参加している。
アフターソウルとNo.MENも選出

アフターソウルは、山田亮一(Gt/Vo)を中心に結成された4人組バンドである。
3月11日にリリースされる『軽音楽』は、90年代オルタナティブを基調としたスリリングなバンドアンサンブルが特徴。
また、愛知・名古屋からは平均年齢18歳のオルタナティブファンキーバンド「No.MEN」が選ばれた。
彼女たちはゴスペルやファンクをルーツとした大人びたサウンドを鳴らし、3月18日に1stアルバムを発売する。
地元出身アーティストの全国的な飛躍に期待

沖縄出身の才能が全国区のプッシュ企画に選出されることは、地元の音楽シーンにとっても大きな刺激となる。
2000年代のミクスチャーロックを現代的にアップデートしたEMNWのサウンドは、幅広い世代にインパクトを与える可能性を秘めている。
タワレコ全店での展開を通じて、沖縄から羽ばたく新たな才能の認知が全国へ広がることに期待したい。

今回のタワレコメン選出において、特に注目したいのは沖縄出身のMenuが在籍するEMNWである。2000年代のミクスチャーロックを現代のフロア仕様に昇華させた彼らのサウンドは、かつてのムーブメントを知る層だけでなく、現役のリスナーにも新鮮に響くだろう。地元出身のアーティストが全国のタワーレコードで強力にプッシュされるこの機会は、さらなる飛躍の足がかりとなるに違いない。