読谷村PFI事業「民間収益施設」が起工 27年春に大型商業施設開業

2026年1月26日、読谷村で「読谷村総合情報センター及び周辺環境整備事業」の民間収益施設起工式が開催された。

施主は読谷村に本社を置く株式会社飛翔の風である。

県内初の民営図書館に隣接する新たなランドマーク

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株式会社飛翔の風 | 提供画像

新施設は、県内初の民営図書館「ゆんラボ・未来館」の隣接地に建設される。

2027年3月のオープンを予定しており、ホームセンターとスーパーマーケットが併設される計画だ。

テナントには金秀グループ各社が入り、30年間の長期契約を締結している。

総事業費19.2億円を投じる地元主体のPFIモデル

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株式会社飛翔の風 | 提供画像

本事業は「LOCAL CENTERED PFI(ローカルセンタードPFI)」を掲げ、地元企業が主体となって推進される。

民間収益事業の総事業費は約19.2億円に上る。

建築資材の高騰という課題を、読谷村商工会や地元企業の結集により乗り越え着工に至った。

利益の43%を地域に還元し、図書館運営や文化活動の支援に充てる方針だ。

16年の村政を担った石嶺村長への敬意と役員の交代

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株式会社飛翔の風 | 提供画像

起工式では、4期16年にわたり村政を牽引し退任を控える石嶺伝実村長へ、施主代表の林拓司氏より感謝が伝えられた。

また、取締役を務めた仲宗根朝治氏が、2月投開票の読谷村長選挙への立候補に伴い同日付で退任した。

仲宗根氏は、地元企業によるPFI事業への挑戦を呼びかけ、本事業の原動力となった人物である。

地域経済の循環を生む新たな官民連携の形

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株式会社飛翔の風 | 提供画像

地元の声に応える形で商業施設が整備されるだけでなく、収益を地域に還元する仕組みは、全国的なPFI事業のモデルケースとなる可能性を秘めている。建築費高騰という逆風を地元企業の結束で突破した点も特筆すべきだ。2027年の開業が、読谷村のさらなる賑わいと文化振興に繋がることを期待したい。

(沖縄プレス/okinawapress編集部)

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