九州・沖縄アーティストの公募展「SHOWCASE vol.3」開催

株式会社The Chain Museumは、六本木の飲食併設ギャラリー「アートかビーフンか白厨」にて、2026年3月6日(金)から3月21日(土)まで「SHOWCASE vol.3:Kyushu / Okinawa by ArtSticker」を開催します。本展覧会は九州・沖縄地方を拠点に活動する、または同地方出身で日本国内を中心に活動するアーティストを公募し、ゲストアーティストの作品とともに展示を予定しています。

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SHOWCASE vol.3 | 提供画像

応募期間は2025年12月18日(木)から2026年2月8日(日)までで、年齢や国籍、プロ・アマ問わず参加可能です。グループでの応募も認められており、オンラインでの登録作業が必要です。応募料や出展料は無料ですが、入選時の作品輸送費は出展者負担となります。一次審査は1月18日(日)までにArtStickerへのアーティスト登録を完了する必要があります。

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SHOWCASE vol.3 | 提供画像

本公募展は絵画、版画、日本画、彫刻、工芸、写真、映像、デジタルアートなど現代アートの平面・立体作品を対象とし、展示作品のサイズは平面が3号または短辺25cm以上・15号または長辺66cm以内、立体作品は40×40cm以内が条件です。展示用作品は2点を予定し、参考作品は2点以上登録可能です。作品販売も可能で、販売価格は特に規定はありませんが10万円程度が推奨されています。

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SHOWCASE vol.3 | 提供画像

選考はArtStickerに所属するキュレーターが、登録された作品画像をもとに行い、入選予定人数は8組前後です。結果は2026年2月中旬頃に応募者全員にメールで通知します。出品者は原則自ら搬入搬出しますが、輸送業者の利用も可能で費用は出展者負担となります。作品が販売された場合は販売価格の50%の手数料がかかり、販売契約を結びます。

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SHOWCASE vol.3 | 提供画像

会場の「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」は株式会社The Chain Museumが運営し、台湾料理が楽しめる飲食併設のアートギャラリーです。東京都港区六本木5丁目2−4朝日生命六本木ビル2階にあり、六本木駅から徒歩4分の立地です。営業時間は17時から23時で日曜・月曜は休館、観覧料は無料です。

本企画は「ふらっと立ち寄れる展示スペース」として気軽にアートと出会う機会を創出し、地方在住のアーティストと直接オフラインで出会える場を整えることを目的としています。オンラインでのアートとの接触が増加する中、東京のギャラリーを地域を問わず新たなアートシーンを繋ぐハブと位置づけています。主催はArtSticker(運営:The Chain Museum)、沖縄生まれの総合エンターテインメント企業あしびかんぱにーがサポートしています。

地域に根ざしたアーティストのためのリアルな交流の場が依然として貴重であることを感じさせます。東京という都市で、九州・沖縄の多彩なアートを紹介する試みは、地方の文化的多様性を広く知ってもらうきっかけに期待が持てます。無料で参加できることも、多くの可能性あるアーティストに門戸を開く意義深い企画と言えるでしょう。作品のジャンルやサイズの柔軟性も、多様な表現を受け入れる姿勢が伺えます。

(沖縄プレス/okinawapress編集部)

SHOWCASE vol.3 関連リンク
https://artsticker.app/events/106527
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