1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会。その50周年を記念する企画展「海 ― その望ましい未来」が、2025年6月6日から沖縄県内2会場で順次開催されます。主催は沖縄県と一般財団法人沖縄美ら島財団。博覧会の軌跡を振り返りながら、未来への視点を提示する展示内容となっています。

那覇市の首里杜館では6月6日から9月28日まで、入場は無料。本部町の海洋文化館では7月18日から12月21日まで開催され、大人190円、中学生以下は無料で入場できます。
展示では、博覧会開催当時の様子を伝えるパネルや、当時のコンパニオンが着用していたユニフォーム、関連グッズなどを紹介。さらに、未来型海上都市「アクアポリス」の模型展示など、過去のビジョンと現在をつなぐコンテンツが並びます。
また、沖縄がこの50年でたどってきた発展の歩みにも焦点を当て、地域と海のこれからを考える場としての役割も果たします。懐かしさと新しさが交差する本展は、世代を超えて楽しめる企画となりそうです。