トリップアドバイザーは、日本を含む6カ国で実施した意識調査と行動データをもとに、2025年夏の旅行動向を発表しました。調査によると、今年の夏に旅行を計画している日本人は全体の70%にのぼり、うち82%が国内旅行を選択。特に人気の旅行先は、那覇市や恩納村など沖縄エリアが上位を占めました。

旅行スタイルでは、自然や文化を満喫する旅が人気を集め、アクティビティへの関心も高まっています。日本人の77%が体験を重視し、旅行中の行動計画に反映しているという結果も。一方、旅行支出については「前年より少し多い」との回答が33%を占め、体験に価値を感じて予算を割く傾向が読み取れます。
また、お盆期間(8月9日〜17日)の人気観光地でも沖縄が上位にランクイン。海外旅行先としては、バンコク、ホノルル、シンガポールなど定番の都市が選ばれました。加えて、海外から日本を訪れる旅行者には銀座や那覇、箱根が人気で、地方都市では松山市や倉敷市などが注目を集めています。
2025年の夏は、距離より体験、場所より想い出を重視する旅がトレンドとなりそうです。