スタートアップの成長支援を目的としたプログラム『Boost Up OKINAWA 2025』が、沖縄県とスタートアップ支援企業eiicon、地域パートナーの琉球ミライによって始動しました。本プログラムでは、沖縄での起業や実証実験(PoC)、事業化を目指す法人・個人を対象に、5月12日より参加者の募集を開始しています。
この取り組みは、県内外のスタートアップに向けて「観光」「エネルギー」「ヘルスケア」「サーキュラーエコノミー」といった領域の課題解決を促すことを目的としています。プログラム参加者には、専門家によるセミナーやメンタリング、現地のネットワークを活用した支援が用意されており、沖縄でのサービス実証から事業展開、さらにはグローバル展開までを見据えた伴走支援が行われます。
支援期間は半年。キックオフイベントは7月11日に開催され、その後はオンラインを中心にセミナー、個別相談、メンタリングが継続されます。最終的には、成果を発表するDEMODAYを12月中旬に予定。参加費は無料で、沖縄本島外の参加者には交通費・宿泊費の一部補助も用意されています。
過去の開催では、地域課題をテーマとした実証プロジェクトが展開され、スタートアップにとって有意義な機会となってきました。今年度は最大10社程度が採択され、そのうち数社はサーキュラーエコノミー分野に特化した支援を受けることができます。
応募締切は6月10日。関心のあるスタートアップには、5月20日に開催されるオンライン説明会での情報収集も可能です。